Be Honest.
思い込みを問い直し、丁寧に耳を傾け、必要なら考えを変える。現実をできる限り正確に見る。
スウェーデン出身、関西を拠点とするベンチャーパートナーです。投資・事業開発の経験と、日本のイノベーション・エコシステムでの活動を活かし、起業家・研究者・投資家・企業とともに、事業の可能性を見極め、成長を支え、欧州とアジアにまたがるパートナーシップを育てています。

投資案件の評価・組成から、実務的な事業開発、組織運営まで幅広く携わってきました。Katalysen VenturesのCOOとしてIPOを主導し、20社以上の投資先企業に関わりながら、経営チームの支援、事業上の優先課題の整理、投資家とのコミュニケーションに取り組みました。また、資金と専門性を組み合わせて事業機会を育てる、共同投資のフレームワークを設計しました。こうした経験を通じて、投資判断を事業を育てる現場の課題と結びつけ、チームが前に進むために必要なものを考えるようになりました。
スウェーデンで育ち、香港科技大学(HKUST)と北京の清華大学でGlobal Businessを学び、台湾の国立中山大学では中国語を学びました。卒業後はダブリンと香港でテクノロジーや金融分野のコンサルティングに携わり、その後ジュネーブとストックホルムでベンチャーキャピタルの仕事を経て、日本へ移りました。異なる文化の中で暮らし、働いた経験が、相手の話を聴き、信頼を築き、協働を進める際の姿勢を形づくっています。現在はこの経験を活かし、日本・欧州・アジアの人々がともに機会を育てていけるよう支援しています。
思い込みを問い直し、丁寧に耳を傾け、必要なら考えを変える。現実をできる限り正確に見る。
すでにある人との関係や機会を大切にし、現実に根ざした前向きな姿勢で向き合う。
時間、知識、力を分かち合い、責任を引き受け、誰かが前に進む手助けをする。
経験が自信を育み、自信が行動を後押しする。行動は新たな経験を生み、好循環が続いていく。研究者やイノベーターが挑戦し、学び、前に進む機会をつくることで、この循環を世界に、特に日本に広げていきたいと考えています。
スウェーデン、欧州、日本の経験・人・機会をつなぎ、より多くのアイデアが実際の行動につながるよう支えていきたいと考えています。
経験を重ね、自信を育み、また行動する。

事業づくり、起業家支援、国際的な協働をつなぐ、三つの役割。
ベンチャーパートナー・元COO企業の成長支援、投資機会の開拓、起業家の戦略づくりに取り組んでいます。上場の主導、ポートフォリオ運営と投資家対応、協働投資の仕組みづくりを通じて、事業と資金の両面から企業を支えてきました。
グローバルアドバイザー大阪イノベーションハブを通じ、KSACを中心に関西の研究とイノベーションを支える活動に取り組んでいます。研究者や大学発スタートアップが事業化や協働の可能性を探る際に、投資家の視点を持ち寄っています。
グローバルコーディネーター国際的なイノベーションコミュニティと大阪・関西をつなぐ活動に取り組んでいます。交流や知見の共有、関西ヨーロッパナイトなどを通じて、企業、スタートアップ、組織の協働に向けた関係づくりを支援しています。
価値ある技術を持ちながら、破産に至ったバイオ企業。投資家と専門家によるコンソーシアムが、資金・専門知識・新たな所有体制を組み合わせ、再出発を支えました。
2023年、KatalysenのVenture TargeterはQuatre Labが率いるコンソーシアムに参加し、破産したVironova BioAnalyticsの事業を取得しました。後にQuTEMへ改称された同社は、医薬・バイオ分野に向けた透過型電子顕微鏡による観察・分析を専門としています。
公開されたケーススタディでは、Venture Targeterが重要な知的財産の確保、主要人材の維持、資金調達、破産管財人との交渉に貢献したことが説明されています。これらを組み合わせることで、事業の基盤を守り、再建に向けた計画を整えました。
私は、Katalysenの投資参加の仕組みづくりに携わりました。事業取得はコンソーシアムによる共同の取り組みです。投資判断、所有体制の設計、実務的な事業開発を組み合わせることで、価値ある技術を守り、次の展開につなげた一例です。

チームの経験と専門性から、解決したい課題、事業の仕組み、次の資金調達で目指すことまで。一つの流れとして伝える方法をご紹介します。
この事業に活かせる、どのような経験があるか。
この事業につながる仕事や研究、課題に直接向き合った経験から始めます。チームがなぜこの分野を理解しているのか、具体例をいくつか選んで伝えます。経歴をすべて並べるよりも、専門性の土台となった経験を示すことが大切です。
それぞれの説明を、チームの実際の経験や具体的な根拠で裏づけます。知見を共有し、起業家を支え、人とのつながりを育んできた場の一例をご紹介します。
私が出会ってきた起業家たちの、ぜひ読んでいただきたい物語です。

研究の知識を、もっと身近に
Manasとの対話では、研究現場で経験した課題がVeritus AIにつながった経緯を聞きました。研究者による文献探索やレビューの過程を支援する取り組みです。
関心を引かれたのは、人と課題のつながりでした。チーム自身の経験を活かし、AIを人の専門性をさらに活かすための手段として捉える姿勢。日本の研究機関が新しいツールを試そうとする意欲も見えてきました。
LinkedInでインタビュー全文を読む(英語) ↗
地方の価値を、新たな目で見る
Tatsukiとは竹野のカフェで出会いました。フランスへ渡り、日本へ戻った経験が、地方にある資源、知識、伝統への新たな視点をもたらしていました。
農家から直接学んだ後、見過ごされがちな農産物を加工し、価値を高める可能性を探りました。カフェは交流と次の取り組みの拠点にもなりました。地域を支える第一歩は、すでにあるものを理解し、その価値を人と結びつける新しい方法を見つけること。彼の物語はそれを具体的に示しています。
LinkedInでインタビュー全文を読む(英語) ↗
京都の技を、次の時代へ
Ousukeは家業である京都の染色工房SHOBIENに戻り、変える前にものづくりの現場を理解する必要があると気づきました。職人とともに働く経験が、志に確かな土台を与えました。
顧客からの壁紙についての相談が、京都の別の作り手との協働につながりました。機会は、丁寧に聞くことと工芸への深い理解から育ちました。対話では、人の手と哲学を大切にしながら、新しい市場を見つける伝統企業の可能性を考えました。
LinkedInでインタビュー全文を読む(英語) ↗
現地の課題に合わせて、技術を活かす
Yosukeはコンサルティングからドローン、そしてアフリカでの公衆衛生へと歩みを進めました。配送事業で医療物資の不足に直面し、現地の人が直面する課題に技術をどう役立てられるかを考えました。
そこから、ドローン、水環境、地域の知識を組み合わせて蚊の繁殖地を特定する取り組みへ。対話では、互いを補うチームや海外での経験の価値を繰り返し考えました。環境を理解し、解決策を合わせ、異なる専門性を持ち寄ることが重要です。
LinkedInでインタビュー全文を読む(英語) ↗クリスマスの休暇中、十五年以上にわたるデジタルノートを整理しました。多くは、さまざまな街や人生の段階で書いた観察、問い、振り返りでした。状況は変わっていても、繰り返し現れる問いがありました。自分は誰なのか。そして、どんな人でありたいのか。
私にとって、アイデンティティとは誰も見ていないときにも残るものです。誠実さは、その内面と実際の行動を結びつけます。世界を思いどおりにすることはできませんが、誠実に捉え、感謝をもって考え、惜しみなく行動することは選べます。
誠実であるとは、信じたいという理由だけで何かを信じないこと。意見を受け止め、判断を急がず、必要なら考えを変える勇気を持つことです。感謝とは、すでにある人との関係や自由を大切にし、比較や自分では変えられないことに心を奪われすぎないこと。現実を受け入れ、行動できるところで行動する、能動的な姿勢です。
惜しみなく行動することは、与えられた時間を活かすことから始まります。相手を気にかけ、力を尽くし、責任を引き受ける。誰かが前に進む手助けをすることで、仕事は双方にとってより意味のあるものになります。
これらは、日々の小さな選択を通じて続けていく実践です。仕事や関係、自分らしさにつながるパターンに継続して向き合うことで、意味は育っていきます。自分のパターンを見つけ、学んだことを日々の暮らしの中で実践する時間を増やす。それが、この文章で伝えたいことです。
日本と欧州をつなぐ仕事を振り返る中で、二つの志のあり方に気づきました。一方は、ベンチャーキャピタルのファンドを立ち上げれば、自分の力を証明できるのではないかという思い。もう一方は、それによって、本当に望む日々の働き方が生まれるのかという問いでした。
肩書き、お金、評価を積み重ねても、成功したと感じられるとは限りません。他人の承認を中心に据えると、一つの達成が次の比較を生みます。仕事そのものを望んでいるのか、それに付いてくる地位を望んでいるのかが、見えにくくなります。
日本と欧州をつなぐ活動で私を動かしているのは、人々が一緒に思いがけない機会を見つける、その日々の経験です。ファンドはそれを支える一つの手段になり得ますが、志に中身を与えるのは、実際の仕事です。
私はこれを、過程を大切にする志と考えています。努力に真剣に向き合い、よい仕事をすることに喜びを見出し、繰り返し取り組みたい過程を選ぶ。庭を丁寧に育てる人も、一般的なキャリアの目標を追う人と同じくらい、大きな志を持ち得ます。
私たちは現在を生きていますが、意識の多くは過去や未来に向かいがちです。持続できる志は、いま生きている時間をよりよく使う助けになるはずです。そのためには、自分の選択への自信と、選んだ道に自分の日々を託す価値があるのかを問い直す姿勢が必要です。
文化は、人が実際に生き、体験することから始まります。手を動かして技を学ぶこと、食卓を囲むこと、音や動き、場所とともに祭りを記憶すること。それらが後に写真、記録、データになります。AIはこの過程のさまざまな場所に入り、何かをつくる前から、私たちが何に出会い、何を覚え、何を普通と感じるかに影響します。
技術は以前から、記憶を自分の外へ運ぶ助けになってきました。本は言葉を、レシピは実践を、録音は演奏を残します。AIはさらに、記憶を選び、勧め、組み替え、そこから新しいものを生み出せます。埋もれた資料へのアクセスや言語を越えた交流を助ける一方、特定の様式ばかりを目立たせる可能性もあります。
模倣が容易になるほど、文脈が重要になります。同じ歌でも、葬儀と広告では意味が違います。文化的な価値は、作品だけでなく、人、歴史、関係の中にあります。よく似たものを再現できても、その意味や大切さが決まるわけではありません。
文化を「運ぶもの」と「担う存在」を分けると、AIの役割を捉えやすくなります。AIは文化の形を保存し、翻訳し、再現し、広められます。人は、人とのつながり、記憶、意見の違い、配慮、責任を通じて文化を担います。受け継ぎ、変え、その結果とともに生きるのは人です。
AIに影響力があっても、何を評価し、何を残すかを決める権限が自動的に生まれるわけではありません。その判断は人の議論に開かれている必要があります。AIは、ケア、創造、コミュニティのための余地を生み、私たちがより豊かに生きる助けとなるでしょうか。文化を形づくる技術を、文化の側からも形づくれるでしょうか。
誠実さを大切にするのは、判断が、取り入れる情報によって変わるからです。恐れ、自分の都合、願望が情報をゆがめると、人間関係や組織、自分への理解にも影響します。
正直であることは、状況を明確にするための貢献だと考えています。人とともに働く身近な場所で、現実をより正確に捉えれば、望む物語に状況を合わせるのではなく、状況に合った判断ができます。
これは厳しい言い方をしたり、何もかも明かしたりすることではありません。配慮、タイミング、判断が大切です。正直であることには不快さやリスクも伴いますが、時間をかけた一貫性が信頼につながります。
自分にも他の人にも、より早く、より正直に向き合いたい。そして状況を捉え、伝えるために力を尽くした後は、結果に抵抗することへ心を使いすぎない。考えを集めるだけで終わらせず、日々の行動に移していきたいと思います。
人生を整理してくれる大きな意味が、いつか見つかるのではないか。環境が変わっても、長年のノートには、同じ問いが繰り返し現れていました。助けになったのは、出発地と到着地が同じ長距離フライト、という比喩です。
行き先だけでは、その旅の意味は説明できません。乗っている時間をどう使うかが大切になります。会話を楽しみ、学び、休み、いまあるものを味わう。このイメージによって、現在に目を向けることが合理的に感じられました。
仕事への見方も変わりました。好きではない過程に何年も費やすなら、それに見合う理由が必要です。よい選択は、人とその時々の状況によって違います。誰にでも当てはまる人生の予定表はありません。
今も、一般的な成功や達成の証を残したいという思いはあります。それでも、日々の過程そのものに意味を見出し、そうした生き方を大切にする人から学びたいと考えるようになっています。
事業や投資の検討、海外との協働など、前に進めたいテーマをお聞かせください。必要な判断や次の行動に合わせて、まず取り組む内容と支援の範囲を一緒に整理します。
ご所属、検討している機会や課題、前に進めたいことを簡単にお知らせください。最初の取り組みと支援の範囲を一緒に考えます。構想段階でも歓迎します。
tm@felage.com LinkedInでつながる ↗この事業に活かせる、どのような経験があるか。
この事業につながる仕事や研究、課題に直接向き合った経験から始めます。チームがなぜこの分野を理解しているのか、具体例をいくつか選んで伝えます。経歴をすべて並べるよりも、専門性の土台となった経験を示すことが大切です。
それぞれの説明を、チームの実際の経験や具体的な根拠で裏づけます。STEP 02 / 07その経験を通じて、チームはどのような専門性や力を身につけたか。
その経験を通じて、何ができるようになり、何を深く理解するようになったのかを説明します。技術的な能力、利用者への理解、業界の知識などが考えられます。経験から専門性が育ち、その専門性が重要な課題の発見につながる流れを示します。
それぞれの説明を、チームの実際の経験や具体的な根拠で裏づけます。STEP 03 / 07どのような重要な課題を、深く理解しているか。
誰が、どのような問題に直面し、現在はどう対処しているのかを伝えます。観察や具体的な根拠をもとに、まだ解決できていない点とその重要性を説明します。チームの専門性から自然につながる課題を示し、解決策に関心を持ってもらいます。
それぞれの説明を、チームの実際の経験や具体的な根拠で裏づけます。STEP 04 / 07その問題をどう解決するか。
製品やサービスが、その課題をどのように解決するのかを説明します。機能の一覧よりも、利用者にもたらす価値と、既存の方法との違いを伝えます。チームの専門性とのつながりを示し、すでに実現できていることと、今後の開発が必要なことを分けます。
それぞれの説明を、チームの実際の経験や具体的な根拠で裏づけます。STEP 05 / 07どのように収益を生み出すか。
誰が、何に対してお金を払い、その顧客にどう届けるのかを説明します。利用者、顧客、購入を決める人が異なる場合は、その関係も明確にします。課題の解決を継続的な事業にする仕組みと、これから検証する必要がある前提を示します。
それぞれの説明を、チームの実際の経験や具体的な根拠で裏づけます。STEP 06 / 07何を達成し、次に何を目指すか。
すでに実証できたことと、これから目指すことを分けます。研究成果、試作品、顧客の反応、売上など、事業に合った進捗と、まだ残る不確実性を伝えます。そのうえで次の具体的な目標を示すと、資金調達の目的が明確になります。
それぞれの説明を、チームの実際の経験や具体的な根拠で裏づけます。STEP 07 / 07今回の資金調達で、どのような目標を達成するか。
投資の依頼を、次に達成したい目標につなげます。必要な資金、その使い道、資金によって実現したい進捗を説明します。ここまで示した根拠をもとに、投資家が事業の可能性と残るリスクを判断できるようにします。
それぞれの説明を、チームの実際の経験や具体的な根拠で裏づけます。